2023/6/15
今日は冷麺もしくはザル中華と決めていた。サッパリ冷たい麺をチュルって、ついでに鶏からや餃子なんかをパクついてビアるのもいいかと考えていた。しかし心は変わった。変心というやつである。脂ギトギトのアッツアツのニンニクた~っぷりで味の濃ゆいやつ、、そう二郎系で攻めてみることにした。
訪れたのは二郎系の名店大府市の「あっ晴れ」である。二郎系つったらここでしょ!なんか問題ある??11時開店に合わせて店の門扉を開いてみた。
ジロ~~~っ!!!会いたかったっす!
店内は開店直後なので客は一匹のみ。若いおじさんであった。こんなに早くから来るなんておじさんも好きねぇ!おじさんは「4ばか」というラーメンを注文したようだ。4ばかというのは品名ではなく、麺の量のことであるらしい。つまり4つもばかが付く麺量のこと。大ばかやろ~である。
こゆきは大人しく券売機で「らーめん900円」のみポチった。ほんと~はわらじ唐揚げとか黒豚餃子も食べたかったがそんなもの食ったらビールが頭に浮かんでくるので我慢した。我慢強いこゆきさんなのであった。
席に案内され店員さんに「野菜でら盛り、麺かため、にんにくレベル3、後はふつ~で」とお願いした。久しぶりなのでにんにくは3にしておいた。3でも十分多いんだけど。。。
5分くらいでドスンとこゆきのラーメンがカウンターの上に現れた。随分ご無沙汰だが実にうまそうだった。見ただけでよだれがタラッてきそうだった。すぐにカウンターから引きずり下ろし手前に引き寄せクンクンした。こいつぁ~この後の天国確定の予感しかなかった。
まずはにんにくの山を崩し汁になじませた。そしてもやしの摂取作業を開始した。本来ならこういったもやしの山はこゆきの苦手とするところだが、このあっ晴れとラーメン福に限ってはもやし山大歓迎なのである。だって汁がと~ってももやしと相性がいいんだもん!
シャリシャリシャリシャリっと順調にもやしを齧っていった。すると段々麺が顔を現し始めた。「仕方ねえな~っ」と本当はうれしくて仕方ないくせに嘆きの気配を漂わせつつ麺をチュルった。うっめ~!!ゴワゴワでぶっとくて食べ応え満点。麺は実に不均一な形をしておりところどころにヒダヒダが発生している。このヒダに汁が実によく絡まる。わざわざ汁を別個でジュルらなくても麺と汁のコラボを十分楽しむことが出来る。量もこれで十分だった。4ばかにしなくてもフツ~の奴にはばかに出来ない量だ。
焼豚はこゆき好みの固めの締まった肉質でサッパリとしている。本当は焼豚を追加しようか迷っていたが追加しなくていいくらいの量がドサッている。
ぶっとい麺にぶっといもやし、そして厚切りチャーシューに乱切りにんにく
ビジュアルはまさにおっさんのエサである でも味はJKも大好きな繊細さ
もやしも麺も焼豚も全部すくって消えてしまったが、こゆきはいつまでも汁の中を箸でどんぶらこっこしていた。永遠にこの旨汁と戯れていたい。このまま終わってしまうなんて「とてもとてもかなしい」の一言だった。できれば二郎と一緒に暮らしてみたいというのが切ない願望である。さよならじろ~!
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