ミシュニャンガイド

みんなの為ではなく自分の為のグルメガイドブック

コロナで昼は酒の提供をやめた店

2020/12/30

 丸源ラーメンの割引券を持っている。たった50円引きだがどうしても使いたい。割引券の有効期限は本日まで。

 ということでのこのこ歩いて店を訪問した。歩いて行ったのはもちろん!飲酒のため。。

 

 14時位に店に着いた。店内家族連れや仕事の昼休みの人々でワンサカしていた。お昼時を外して行ったのに意味なかった。でも行列することなく席に案内された。

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結局割引券はムダになった

 しばし考えた後おねえさんを呼び寄せ注文を入れた。当然「生ビール」!

 するとおねえさんが一瞬「困ったなあ。。このねこ昼から飲酒するつもりだよ。何にも知らないんだねえプフッ!」という困惑の表情を浮かべた。

 そしておもむろに「現在コロナの影響で昼はアルコールの提供はしておりません」だって!

 事前にネットで調べた時はそんな注意書きはなかったような(後になってもう一度見てみると分かりにくいところに記されていた)。店頭にもそんなお知らせは掲示されていないような。

 でもそういわれてしまっては、駄々をこねても仕方ない。おねえさんに泣きながら「邪魔したな、あばよ!」と言って席を立って店を出た。

 店を出たこゆきは持って行きようのない怒りでふるえていたことは言うまでもない。。。

 営業時間短縮は分かる。大勢での飲酒宴会禁止も理解出来る。でも孤独にうまいもの食べて酒を呑むのを禁止したところでコロナが収まるのか?

 大勢でメシをワイワイ言いながら食べるのは許されるのに、孤独なグルメは許されないなんて。。

 

 さてそれから考えた。どこでこの憂さをはらそうか。この近辺で安くて居心地が良くて飲酒出来るところ、、。。そうだ、サイゼだ!こうしてまたもやサイゼリヤに突進するこゆきであった。代わり映えしないねえ。

 サイゼの席に着いた時すでに14時半近くになっていた。今日は早めに家に帰る予定だったのに丸源のせいで!

 サイゼも大勢の客で賑わっていた。酒を呑んでいる者はいないようだった。

 早速注文だ!「エスカルゴ400円、ラムとキノコの煮込み700円、パン150円、生ビール400円、ワイン400円」である。

 バイトのJKっぽいねえさんが復唱する。「生ビール、赤ワインデカンタ大、、、…」しーッ!声がデカすぎる!それに甲高いので店中に聞えちまうだろ!はずかしい、、

 「ほらっ!見てごらん。あのねここんな真昼間から飲酒だって、ほほほっ!」他の客の視線が痛い。。

 

 それから5分くらいしてやっとビールにありついた。苦労しただけあってうまい!同時にワインも来たが料理は来ない。

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いとしのビーちゃんとワイ君

 エスカルゴって時間掛るのよねえ、、ビールチョビってると10分くらいしてエスカとパンがやって来た。

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ザ昆虫食!

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エスカの油をつけて食べるとうめえぞ~!やってみなはれ

 エスカを喰いながらワインを呑む。エスカの汁にパンを漬して口に入れ更にワインを呑む。幸せだった。

 こうしているとやっとラムの煮込みが登場した。これがなかなかうまいんだよね。ただサイゼにしては高い。まあ今は値段のことは忘れよう。

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今日のはいつもより肉タップリだった

 ラム特有の腋臭の臭いを嗅ぎながら食べ進む。一緒に煮込まれているジャガやトマトがこれまたうまい。

 煮込みと書いているがメニューにはそんな表記はない。「ラムときのこのきこり風」とあるだけだ。

 だからなのかジャガは煮込みというよりこんがり焼けている。これがうまい!いい時間だった。このままサイゼに住んでしまってもいい!とさえ思った。

 でもこうしてたらあっという間に暗くなってくるので、急いで全てを呑みかつ喰った。15時半店を出た。総額2,050円。サイゼよ、今日もありがとう!

 

 外に出ると風がビュンビュン吹き荒れていた。今晩から天候が荒れるらしい。。

 この後こゆきを史上稀にみる悲劇が襲うがそのことはここには書かない。またいづれ勇気が出たら記してみたい。

サイゼリヤ なるぱーく店
〒458-0847 愛知県名古屋市緑区浦里3-232 なるぱーく1F
750円(平均)750円(ランチ平均)
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