2021/4/11
地下鉄「黒川駅」の側に店はある。フライもの全般で高評価を得ている店だ。特に「くしかつ」とメニューに記されているものは肉が馬肉となっている。
この馬肉と言うところがこゆきのハートをズドンと射貫いた。ビリビリと心に響いてしまったのだ。そこで突撃潜入取材決行となった。
夕方の開店は17時からである。5分前に店の前に立った。不審者なし!先客なし!並んでいると後から1組の家族連れもやって来た。こいつらこゆきの前に割り込んでくる。頭悪いのかと思った。
人一杯の菊井だった。。。
17時になるとバイトの金髪のあんちゃんが扉を開いて「どじょ~!」と案内を始めた。
割り込み家族は予約を入れているようだ。他にも家族連れがやって来て再びこゆきの前に割り込もうとする。こいつらも予約を入れているようだ。
予約を入れてあれば割り込みOKと勘違いしている可哀そうなファミリーたちであった。
それともこの店では予約客優先で店に入れるのか?どう考えてもこの人数で店が一杯になるとは考えられない。
だったら入店くらい並んでいる順にしたらどうだ?あ~~~ん????
とりあえず予約をせねば待たされる可能性があるほど人気があるのは納得出来た。これ以上事を荒立てるつもりはない。
ようやく店に入ってテーブルに座ろうとすると、これまた茶髪のおばば(この店の店員は茶か金が好きなのか?)が「カウンターにして!」と抜かしやがった。
再びこゆき様の「あ~~~ん???」がぶっ放されるところであったが、メシが不味くなるのも嫌だったので素直に従った。でもテーブルいっぱい空いてるじゃん!
カウンターは8席ほど。間隔が非常に狭い。仕切りもない。当然席の間引きもない。
その割に「コロナ対策にご協力お願いします」とかいろいろうるさいことが書いてあった。まずは店側にしっかりコロナ対策してほしい。
言っておくがおばばが最初に小うるさいことを言ってきた以外は、ここの店員たちは非常に接客穏やかで気持ちのいい時間を過ごせた。特にねーちゃん2人はとても可愛らしく親切だった。
ただコロナ云々言うのなら、狭い店なので入店制限を掛けるとかもう少し心遣いがほしいだけ。。
さあ注文だ!「ビール大瓶690円、くしかつ(馬肉5本)350円、とんくしかつ(豚肉5本)350円、揚出し豆腐370円、じゃこおろし420円、まつぶ100円×2、小柱110円×2、しいたけ130円×2、冷しトマト400円、玉葱サラダ440円、カニクリームコロッケ(3ケ)410円」等大量に頼んだ。
しかしこの店のネタはどれも小さいという噂だし、食べ残す心配は要らないだろう。
最初にビール、じゃこおろし、冷しトマトが出て来た。
何はともあれ、ハイビ~ル!
酒の肴でつまみたかっただけなのに~!
今トマトって高いんですかね~?奥さん
じゃこおろしは初めからポン酢が掛かっており串物をつけて食べるもののようだ。酒の肴につまむものではなさそうだ。
冷しトマトは中ぶりのもの2個。この店もトマトは高く感じた。
次に玉葱サラダが出て来たが、なんだかオレンジ色のタレが掛かっていてあまり食欲がわかなかった。
得体の知れない液体が掛かっており手が出なかった
最初からタレを掛けて出すのではなく、客に好みで掛けさせてほしい。この部分はソースを客の側においてコロナ汚染させないための、店側の編み出した先走ったコロナ対策なのかも知れない。
そして待望の串物たちがやって来た。先ず馬のくしかつ。カラッと油切れ良く揚がっており肉のいい香りが口の中に広がった。
こりゃいい!さすがは人気店だ。馬は脂身少なくそれでいてしっとりしている。身も小さいので何本でもいけそうな感じだった。
豚は普通だった。これも身が小さい。身が小さい分衣が厚く感じる。取り立てて書き記す部分はない。
しいたけ、小ぶりで味がついている。しいたけに味付けちゃオシメ~だ!こゆきの好みのタイプではなかった。
小柱、まつぶは貝類だけに噛んでいるといい旨味がジワジワ出てきてうまかった。いろいろ否定的な感想も書いているが、全体としては人々を引き付ける魅力に富んでいる。
うまいに決まってますわな~
そして揚出し豆腐の登場だ。実はこいつを非常に楽しみにしていた。動画で「うまい!ジュルってる!いくらでも食べられる!」と絶賛されていたものだ。
くしかつと並んで本日のメインディッシュ!
食べてみた。普通の揚出し豆腐と何ら変わらない。衣は薄く豆腐感が強い。
衣がゴワゴワしているような揚げ出しが好みのこゆきには何の感動もなかった。通常の揚げ出しなら出し汁が掛かっているが、こいつにもポン酢が掛かっていて出汁感はム~カイであった。すご~く楽しみにしていたので残念だった。。
ここまで食べてこの後どうしようか、追加するか?でも油ばっかだし~と躊躇しつつも考えた結果「いか、大エビ、うずら、馬くし、ビール、焼酎」を頼んでしまった。好奇心には勝てない。
馬クシ―追加、バンクシ―じゃないよ
なんの変哲もないカニコロ ついでにカニも全く感じられなかった。。。
エビ、その諸々 もう焼けである!
もう最後の方は揚げ物疲れしてしまった。カニコロは特徴はない。エビはプリッとしていてうまかった。その他は忘れた。
やはり注文は計画的においしく食べられる範囲で行うことが重要であることが判明した。肝に銘じておこう。
総額5,960円。これだけ飲み食いしてこの値段。人気出るのもわかるなあ。。
r.gnavi.co.jp