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東海市「なか卯」~なか卯への「心の手紙」 刺身しらすと生桜海老丼と牛肉うどんをメシった時のおはなし

2021/6/11

 最近なか卯で「刺身しらすと生桜海老丼」のメニューが加わったことを知った。食べてみたい!

 でも「なか卯でなま物食って大丈夫かなあ…」という常識的な不安が頭をよぎる。そんな不安を抱えながら本日出漁と相成った。

 

 10時過ぎに店に着いた。店内はおっさん2人がメシっていた。

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海鮮料理の店「なか卯東海店」

 そのうちの一人はスマホを眺めながらの「ながらメシ」であった。

 学校で「スマホ見ながらメシらないこと!」と習わなかったのだろうか。親から「よそ事しながらメシ食うな!」と躾けられなかったのだろうか。かわいそうなおっさんである。

 このおっさん、こゆきが来る前から居て帰る時も居た。メシはグジグジノロノロ食べるタイプだった。一層の事なか卯に住んでしまいなさいと申し上げたい。

 

 注文は「刺身しらすと生桜海老丼小390円」と「牛肉うどん並460円」に相成った。しらす丼の他に朝からうどんが食べたくて、、、

 5分で登場。まずドンブリの臭いをクンクンしてみた。生臭いのはごめんだから。でも嫌な臭いはなかった。一般的な魚屋の魚臭が少ししただけだった。

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くんくん、、においよ~し!

 わさびと醤油をかけてパクってみた。う~ん、悪くない。

 しらすは鮮度バツグンというものではなかったが、少々白く濁っているだけで正真正銘の生しらすだった。

 歯ごたえはドロッとしていたが臭みがないので十分食べる価値はある。なか卯よ、なかなかやるな!という感想。

 少し前に近所のちょ~有名魚屋で買った生しらすと品質的には変わらないと思う。

 次に生桜海老だが、こちらは生というより半茹でという状態だった。生だと言われれば、そうですか。。と応えざるを得ない代物だった。

 冷凍海老を解凍したものだろうがこちらも悪くなかった。海老の風味は一応残っていた。

 このドンブリでこの値段ならアリかも知れない。急に生しらすが食べたくなった時、居ても立っても居られなくなった時、どうしても今すぐ生が欲しくなった時、重宝することは間違いない。

 

 最後に牛肉うどんだが、一般的になか卯のうどんは食えたものではない。なか卯以外でうどんを食べたくても選択肢がない、という喫緊の場合を除いては食べようとは思わない。

 そのなか卯のうどんだが(少々言葉が過ぎました)牛肉と一緒になればどうなるか興味津々であった。

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牛丼のごはんがうどんバージョン

 食べてみると牛肉からの旨味が汁に溶け込んで中々オツな味を醸し出していた。

 牛肉は牛丼の上の肉と一緒だが、この肉からユルユル脂成分が流れ出し、汁と混然一体となり「うまいやろ!」攻撃を仕掛けてくる。こいつも合格点だ。

 本日のなか卯はこゆきさんを感動させやがる!ただうどん汁の出汁感は相変わらず無いに等しかったことは付け加えておこう。

 ジュルジュル(うどん)バッバッ(どんぶり)と掻き込んで本日の朝食は終了となった。

 

 『拝啓

  なか卯

  本日はどうもありがとうございました。

  また3年後くらいにやって来るので、

  それまで生しらす丼をメニューから外さない下ちゃい。

  こゆき                     』