2023/2/8
何年か前にランチで訪れたことのある萬珍軒へGO!ここのランチは何喰ってもうまい!特に記憶に残っているのはたまごスープだ。果たして現在も営業中でたまごスープは健在なのか興味津々で店へ向かった。
この萬珍軒は名古屋市中村区にある「玉子とじラーメン」で超有名な「萬珍軒」と関係あるのかはわからない。でも刈谷店となっているので支店なのかも知れない。そこんとこは詳しく詮索するつもりはないので知りたい人は自分で調べてくだちゃい。
昔は店の駐車場に看板兼門があったような気がする
13時半ごろに店の前に立った。懐かしい限りでございます。でも店の周囲の雰囲気はガラリと変わっていた。本当に以前通っていた店なのか不安を覚えたほどだ。周囲は飲食店街になっており昔の田んぼや畑の中に佇む萬珍軒とは違って見えた。
店内に入り4人掛けテーブル席に案内された。4人掛けを1人で占拠するというありがたいシチュエーションだった。ナンマンダブ~と唱えつつドスった。
ドスって見渡したがメニューは「ランチ類」しかない。店のおばばに「他にメニューはござらんや?」と尋ねると「ははーっ」と言いつつメニューを差し出してくれた。
このランチ目当てに近隣のデンソーや織機の飢えた狼はやって来る
隠されていた本メニュー
何を喰おうかとても迷った。麺類は喰いたいし、八宝菜や酢豚も気になる。でも一人なのであれこれは頼めない。てゆうことで「オーメン(五目そば)620円、古老肉(すぶた)定食のごはんなし700円、瓶ビール大680円」でいってみることにした。
単品だと量も多いし値段も高いので「そうしなはれ」と店のおばばが薦めてくれたのだ。ありがたく従った次第でおじゃる。
まずは唐突にたまごスープがササっとやって来た。チュルってみるとやっぱうまい!!量は少ないけどこれで十分。サッパリ系でしっかり中華出汁の効いたこの店の名物だ。どんぶりでも飲めそうだがこの後ラーメンも来るしすぶたも来るのでこの辺りが適量かと。。。
半分飲んじゃった~!うめ~ぞ!!
次にビアーがやって来た。キリンのラガーだ。この店ではラガーと一番搾りとアサヒが選択出来る。当然ラガー一択であった。ビアりながらたまごスープをゴクった。
しばらくするとすぶたの登場だ。まず肉をつかみ口に放り込んだ。あ、あまい!そしてくどい味付けだった。でも味自体は悪くないし豚の揚げ加減が絶妙でうまかった。カリっとしてて香ばしく食欲をそそった。もう少しこゆきの好みなサッパリ系の餡だったら満足度も更に上がっていたことであろう。
ブタがカリッとしててうめえんだ~!
そしてすぶたをパクつきつつビアっていると早くもラーメンの登場だ。麺が伸びる前に食べ切りたいので、本来ならすぶたを空にした後ズルりたいが我慢して麺道に取り掛かった。
このラーメンはメニューには五目そばとなっているが店員の呼称はオーメンらしい。レシートにもオーメンと書かれている。オーメンと言えばベトコンラーメンで有名な「新京」のものを思い出してしまうが、多分ぜんぜん別物だと思う。五目なので野菜多めで優しそうなビジュアルをしていた。
汁をジュルってみると醤油系のさっぱりした味わい。出汁の効き具合は少なめ。具は白菜がタップリ。白菜の芯まで使っているようだ。後は豚肉、にんじん、にら、キクラゲなんかが少しだけ入っていた。
麺は固めに茹でられておりすぐに伸びてしまう心配はなさそうだった。麺臭は結構していたのでこゆきは好きかな。
もう少し白菜がグダグダに煮込まれているともっと好きになりそう
なんか物足りなかったが急いでビアってパクってズルった。店の昼の営業時間は14時まで。ゆっくりしている余裕はない。
最後にレジでお金を払っている時おばばに「この店は場所を変えたのか?」と尋ねてみた。するとおばばこたえて曰く「ず~~~っとここじゃ!50年変わっておらん!!」とのことだった。
またいつか来ることがあるかも知れない。もしかすると永遠に来ることはないかも知れない。でも昔お世話になった店が今も人気店で繁盛しているのを確かめて朕は満足した。
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