ミシュニャンガイド

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刈谷市「おかだや高津波店」~マーキングしていた店

2023/2/21

 もうすでに2月も下旬となってしまった。カキの季節も終わりが近い。てゆうことでカキ狩りに出掛けてみました。目指すはカキフライの名店刈谷市の「高倉庵」である。果物の柿は秋だが、海のカキは冬が命なので。。。

 

 12時半というランチタイム真っ盛りに店へ入った。高倉庵はとてもうまい店なのにいつも過疎っていたので今回も「らっくしょ~じゃん!」と思い込んでいた。と、ところが店内は満員であった。そういえば最近客が増えて来たな~とは思っていたがまさか満席とは。。。してやられました。このミシュニャンを見た人たちが集まっているんでしょうか。

 店のおばちゃんが「すまんの~満席じゃ!」とゆうので、こゆきは悔しさを悟られないように「じゃ、またきまっちゅ!」と虚勢を張って店を後にした。本心は「こんのやろ~!!」と怒りの炎が燃え盛っていたことはゆうまでもない。

 

 店を出て途方にくれました。この後どうスッペ?とゆう茨城訛り丸出しで考え込んでしまった。「そ、そういえば近くにうどん屋があったはずだっぺ」と先日「萬珍軒」へ行った時に通った店を思い出した。いつかは行こうと思っていた店だ。早速そっち方面へ向かってみた。

 高倉庵から南へ向かうこと300メートルくらいで「おかだや」に到着した。駐車場は満車だったが店の中へ侵入してみた。何とか座れそうだった。

 ただカウンター代わりのテーブルしか空いていなかったのでシチュエーションは最悪だった。だって隣にエッチそうなおじさんがいっぱい座っているんだもん!こゆきは堪え難きを堪えこの席にお世話になることにした。

うまそうな看板

こりゃうまいだろ!

 おかだやはメニューが非常に多かった。麺類、どんぶりモノ、定食、ランチ、酔っ払い用おつまみ等々目を楽しませてくれた。

 そんな中カキフライの文字を見つけた。定食にもカキフライが入っているものがあったが、単品で勝負することにした。単品にもいろいろあり「3個、5個、10個」と選び放題だった。今回はカキフライが目当てで旅に出たので当然10個しか頭になかった。

 おばさまに「カキフライ10個1,100円、きしめん650円、大瓶ビール(キリン)680円」を注文した。他にも食べたいものがあったが我慢した。満腹地獄はいやだから。

 

 すぐルービーがやって来た。ビアっていたがその後カキが全然やって来なかった。15分くらいでやっとカキが登場。同時に同じ盆に乗せられてきしめんもやって来た。きしめんはもっと後でいいんだよ!と思いつつカキフライから摂取を開始した。

 カキフライのビジュだがまずこれが良くなかった。非常にきれいに形がまとめられておりコロモが固そうだった。パン粉の粒子は非常に細かくカレーパンの様な感じだった。

 1粒パクってみると案の定コロモは固かった。コロモの層は分厚く饅頭の皮をかぶったカキフライのようだった。咀嚼しているとモサモサしておりあまり好みではなかった。カキ自体はそれなりのものを使っているようだが少々臭みもあった。

 この先10個もこのカキを食べるのか、、、と思うと前途を重く感じた、とは言い杉君。でも自分で頼んだものなので必死にコリコリシャクシャク口に放り込んだ。ビアりつつカキをつまみ更にきしめんをすすり始めた。

あさひ、すっぱどら~~~い!今日はうまく感じた だってたくさん歩いたから

整形疑惑のカキフライ 高倉庵とは正反対

 きしめんはまず汁をジュルった。この汁うまし!三河の地なので醤油がらい汁を想像していたが意外にもマイルドであった。出汁の効き具合も十分だった。きしめんに💮をあげよう。

 麺は好みではない分厚め。幅は結構広め。ブヨンとしていてあまり食感は良くなかったが汁が秀逸なので気にならなかった。

 具にはなぜか麩が2個入っていた。悪くはないが不要に感じた。代わりにカマとか油揚げあったらさいこ~!その他ほうれん草とかつおぶし、物足りない量のネギがお供されていた。

ちょっと名古屋駅のホームきしめんに似てるカモ

 カキが今一つだったが、カキ量が多かったのできしめんは汁を残してしまった。うまい汁を残すのは心残りだが仕方のないことだ。いつかまた来る機会があったらかつ丼きしめんで極楽へ導いてもらおうと思う。

 おかだや刈谷に何店か支店があるようだ。メニューが多いので今度は本格的にサケりながらいろんな味を楽しむのもアリかと。。。カキは、カキは外す!!おもすわげぇねぇっす!

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